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17/02/09【週刊 岡崎慎司】ユナイテッドに完敗で降格圏まで1ポイントに

攻撃面では決定的な働きができなかった岡崎(写真:Getty Images)

今季4度目となるハーフタイムでの交代

 またしてもレスターが敗れた。24節のマンチェスター・U戦を0−3で落とし、国内リーグ4連敗。降格圏まで1ポイントの危険水域に突入した。

 とはいえ、前半終盤までマンチェスター・Uを相手に善戦した。自陣深くに引きこもることなく、「前方からプレスで敵を捕まえにいく」昨季のようなプレースタイルで互角に渡り合った。ところが、DFロベルト・フートのミスで先制点を献上。2分後に追加点を許すと、先発出場のFW岡崎慎司は戦術変更によりハーフタイムで交代を命じられた。

 前半のチームパフォーマンスもさることがながら、岡崎の動き自体も悪くなかった。前線からプレスをかけ、危険と感じればプレスバックして敵の攻撃を潰した。日本代表FWがエネルギッシュに走り回って潤滑油の役割をこなすことで、レスターは昨季の輝きを取り戻した。

 しかし、「下手な修理屋」の異名を持つクラウディオ・ラニエリ監督は、ハーフタイムに4−4−2から4−3−3へのシステムチェンジを行う。戦術変更の犠牲になる形で、岡崎はピッチを退いた。ところが、後半に入るとレスターは目に見えて失速……。さらに1点を奪われて完敗した。

 日本代表FWがハーフタイムで交代を命じられるのは、国内リーグの先発数「12試合」のうち今回で「4度目」。いずれも動きは悪くなく、しかも交代後にチームパフォーマンスが著しく改善したわけでもない。マンチェスター・U戦も、岡崎が退いた後のレスターは、インテンシティがきれいに消え失せてしまった。

 こうした状況を日本代表FWはどのように考えているのか。もどかしさを感じているのではないかと思いきや、彼の口から出たのは「情けない」という反省の言葉だった。

「自分の課題が出ている。こういう試合で、何も(攻撃のアクションを)起こせない。結局、リンク(役)だったり、守備でしか活躍できない。(自分の突破から敵を)1人はがしたり、タメをつくって(リヤド・)マフレズをフリーにするとか。ボールを持ってシュートまで行くとか、持ち運びながら味方につなげるとか、そういう部分が大事になる。そこができれば、僕ももう1歩前へ行けると思うので、ただただ情けないです」

 ハードワークと献身的な守備で「流れは作れていた」(岡崎)との自負はあるが、それよりも攻撃面での貢献がまだまだ足りない。そう感じているからこそ、白星から見放されているチームを「助けられるほどではない」と反省した。

 いかに攻撃面で存在感を示すか。ここが岡崎の考える課題だ。そして同時に、この課題を克服すれば極端な得点力不足に悩むレスターを救うことにもなる。

 次節は、12日に敵地で行われるスウォンジー戦。残留争いのライバル、17位スウォンジーとの”直接対決”だ。股関節の怪我で離脱中のFWイスラム・スリマニが復帰するとみられるが、ここでゴールやアシストの結果を残せば、岡崎にとって大きな転機になることは間違いない。

 はたして、レスターを救うことができるだろうか。

 《取材・文 田嶋コウスケ》

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