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17/01/19【ブンデス】昇格組に16年間負けなしのバイエルンはフライブルクと対戦

今季限りでの引退を表明したシャビ・アロンソ(写真:Getty Images)

昇格組に圧倒的な強さを見せるバイエルン

 今季のブンデスリーガは変則的なスケジュールが組まれている。通常であれば年内に前半戦17試合を終えて年明けからは後半戦が始まるのだが、今季は開幕前にユーロとリオ五輪が開催された影響で開幕が遅れ、前半戦の最終戦の第17節から再開となる。

 6年連続首位で年を越したバイエルンは「秋の王者(前半戦の首位)」を掛け、アウェーで8位フライブルクと対戦する。この冬の移籍市場ではCBホルガー・バドシュトゥーバーをシャルケにレンタルで放出し、来夏にDFニクラス・ズーレ、MFセバスティアン・ルディをホッフェンハイムから獲得することが決まった。DFジェローム・ボアテングとMFチアゴを負傷で欠くが、他の選手は良いコンディションを保てており、視界は良好だ。

 昇格チームとの対戦で、バイエルンは26試合連続で勝利を挙げている。最後に昇格組相手にポイントを逃したのは2010年のカイザースラウテルン戦というのだから恐ろしい。

 ただフライブルクも一筋縄ではいかない相手だ。フライブルクはリーグ戦ここ4試合負けがなく、残留を掛けて臨んだ2年前の対戦ではすでに優勝を決めていたバイエルンに2-1で金星を挙げた。また、直近のホームでのバイエルン戦4試合は1勝1敗2分とイーブンの成績を保っている。再開初戦に相応しい好ゲームを期待したいところだ。 

再開初戦のキーマンであるベルナー(写真:Getty Images)

後半戦、真価が問われるライプツィヒ

 2位ライプツィヒは4位フランクフルトを迎える。年内最終戦ではバイエルンに力の差を見せつけられ、嫌な形でウィンターブレイクに入ることになったが、もはや彼らの実力を疑う者はいない。対戦相手からの研究が進む後半戦でどれだけ勝ち点を積み上げていけるのか、ライプツィヒにとっては真価が問われることになる。

 4位に食い込んでいるフランクフルトだが、3位集団の争いは依然として混沌としており、泥臭くとも勝ち点を狙いに行きたいところだ。ウィンターブレイク前に契約を延長したMF長谷部誠は練習試合で3バックの中央として起用されており、後半戦も引き続きリベロのポジションが主戦場になりそうだ。

 ライプツィヒはここまでカウンターからリーグ最多となる7つのゴールを奪っている。フランクフルトが3バックで強固な守備を引いてくることが予想されるだけに、ライプツィヒはここまで5ゴール9アシストでチーム最多タイのスコアポイントを記録しているMFエミル・フォルスベルクを出場停止で欠くのが痛い。9ゴール5アシストで同スコアポイントを記録しているFWティモ・ヴェルナーがどこまで活躍できるのか注目だ。 

後半戦、香川の活躍にも期待がかかる(写真:Getty Images)

6位に低迷するドルトムント

 6位と苦しんでいるドルトムントは15位ブレーメンに乗り込む。ドルトムントは対ブレーメン戦最近10試合で9勝1敗と相性は最高だが、楽観はできない。

 FWマルコ・ロイスやMFマリオ・ゲッツェなど主力選手の状態が心配されたが、ブレーメン戦の出場は可能な見込みで、CBソクラテス・パパスタソプーロスも復帰に向かっている。右足首を痛めていた香川は回復し、練習試合でも長い出場時間を得ており、先発出場の可能性も十分にありそうだ。

 しかし、昨年末に目を見張る活躍を見せたMFウズマン・デンベレはまだ復帰できる状態になく、アフリカネーションズ杯に出場しているFWピエール・エメリク=オーバメヤン抜きで戦わなければならない。FWアドリアン・ラモスは中国移籍間近となっており、1トップにはFWアンドレ・シュールレが起用される見込みとなっている。

 ブレーメンはFWマックス・クルーゼ、FWクラウディオ・ピサーロが戦列に戻ってから調子を上げており、5試合負けがない。その一方でFWセルジュ・ニャブリーがゴールを挙げた7試合でいずれも勝利を逃しているが、そろそろその不名誉な記録も終わりにしたいところ。ドルトムントは公式戦7試合連続で先制点を許しており、試合運びには注意したい。

《文=山口裕平》

ドイツ・ブンデスリーガの生放送予定

ブンデスリーガ第17節

・ブレーメン vs ドルトムント
 1月21日(土)夜11:24〜深夜2:00(生中継 J SPORTS 2

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