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17/01/06【週刊 岡崎慎司】バーディー不在の中、トップ下で新たな一面を披露

ウェスト・ハム戦では途中出場し、勝利に貢献した(写真:Getty Images)

アフリカ選手権のため、主力が大量離脱へ

 プレミアリーグは、年末年始の過密スケージュールをほぼ消化した。レスターのFW岡崎慎司は18節のエバートン戦から3戦のうち2試合で先発。1試合に途中交代で出場した。

 12月26日に行われたエバートン戦では、FWイスラム・スリマニと2トップを組んだ。前節のストーク戦で一発退場となったFWジェイミー・バーディーが3試合の出場停止となり、岡崎にとっては大きなチャンスになったが、開始直後に足首を負傷。その影響で精彩を欠いたうえに、中盤を一枚増やすシステム変更に伴い、ハーフタイムで交代を命じられた。攻撃面で目立つプレーも少なく、悔いの残る一戦となった。

 中4日で行われた19節・ウエストハム戦(12月31日)ではベンチスタート。エバートン戦から4名を入れ替えた先発メンバーから外れ、ベンチで戦況を見守った。出番の声がかかったのは1点のリードで迎えた80分。自陣深くまで守備に下がり、カバーとブロックでディフェンスを助け、チャンスと見れば攻撃に繰り出した。90分にはこぼれ球に飛び込んでヘディングシュートを打とうとしたが、長身のFWアンディ・キャロルにブロックされた。その直後にもPA内で縦パスを受け、素早いターンで敵をかわしシュートしたが、相手DFにブロックされた。短い出場時間のなか、持ち味を示して1−0の勝利に貢献した。

 さらに、中1日で行われた20節・ミドルスブラ戦(1月2日)で先発に復帰した。この試合でクラウディオ・ラニエリ監督は、4−3−1−2の新フォーメーションを採用。中盤「1」の位置、トップ下として背番号20を起用した。

 スリマニが風邪で欠場したFWには、リヤド・マフレズとレオナルド・ウジョアを起用。岡崎は2トップと中盤を行き来しながら精力的に走り回った。貢献度が高かったのは守備面。組織力の高いミドルスブラを相手に苦しい展開を強いられるなか、自陣深い位置まで下がって守備に走った。攻撃面では危険なプレーが少なかったが、最前線と中盤の間の位置に入り、周囲を生かす潤滑油として効果的な働きを見せた。74分にデマライ・グレイと交代。レスターは0−0のスコアレスドローで終えた。

 トップ下として新たな一面を見せることができたのはプラス材料だが、守備のバランスをとるシーンも多く、ストライカーとして進化したい岡崎にとって、ベストの起用法であるかは不透明だ。もちろん、トップ下起用が今後も続くかは分からない。ただ、献身的なプレーを評価されての起用とする見方もでき、ゴールを奪うことに考え方を傾けている日本代表FWとしては、守備タスクが増えるなかで、ゴールやアシストの結果を残していく必要がある。

 次節からは、アフリカ選手権に参加するスリマニとマフレズ(アルジェリア代表)、ダニエル・アマーティ、ジェフリー・シュルップ(ガーナ代表)が欠場する。出場停止処分が解けるバーディーは復帰するが、岡崎としては出場のチャンスが依然として広がっているだけに、ここで結果を残して定位置取りにアピールしたいところだ。

《取材・文=田嶋コウスケ》

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プレミアリーグ第21節

・レスター vs チェルシー
 1月14日(土) 深夜2:23〜朝5:00(生中継 J SPORTS 4
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 1月15日(日) 深夜0:53〜深夜3:30(生中継 J SPORTS 4

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