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16/12/23【週刊 岡崎慎司】エースの3試合出場停止で、より求められるゴールという結果

エースを欠くレスターを岡崎は救えるか(写真:Getty Images)

第8節のチェルシー戦以来の出番なしに

 17節のストーク戦で、FW岡崎慎司に出番はなかった。

 クラウディオ・ラニエリ監督がピッチに送り出したのは、FWジェイミー・バーディーとイスラム・スリマニの2トップで、岡崎慎司はベンチスタートになった。しかし、肝心のチームは機能せず、組織的な崩しがほとんど見えない。縦パス一本か、クロスボールという単調な攻めに終始する。

 転機が訪れたのは28分。バーディーがマメ・ビラム・ディウフに両足タックルを仕掛け、退場処分になった。警告が妥当の厳しい判定だったが、ここからレスターは一人少ない戦いを強いられ、前半だけで2ゴールを奪われた。

 前半終了のホイッスルが鳴ると、クラウディオ・ラニエリ監督が審判団に詰め寄って猛抗議。MFマーク・オルブライトンも線審に抗議し、DFロベルト・フートはボールを高く蹴り上げるなど、レスター一行は明らかにフラストレーションを溜め込んでいる様子だった。

 しかし、72分の交代劇が好機を呼び寄せた。オルブライトンとスリマニに代え、MFデマレイ・グレイとFWレオナルド・ウジョアを投入。この策で試合の流れを引き寄せ、74分に1点を返し、88分にも同点ゴールを奪った。後半から急激に失速したストークの不甲斐なさもあったが、レスターは白星に等しい貴重な勝ち点1をもぎ取った。

 一方、ベンチスタートの岡崎は、10月15日のチェルシー戦以来となる「出番なし」で終えた。試合終了後には、公私とも仲の良いウジョアのもとに走り寄ってゴールを祝福。取材エリアでも「ウジョアが結果を出したのはよかった」と頬を緩めていたが、岡崎自身については「ひとり退場になった時点で、たぶん(出番は)ないな」と感じていたという。

 また、後半終盤からレスターが波状攻撃を仕掛けることができたことについて、岡崎はこう見ていたという。

「結果は別としても、自分たちは毎試合、後半から良くなるパターンのような気がする。昨季は、みんなが自信を持ち始めて、ドリブルを勝手にしたり、自分の意志でタメを作ったり、ダイレクトで何回もつないだり。ああいうのは、全部感覚でやっていた。なので、このチームはハチャメチャな方がチャンスになるかもしれない。後半(から内容が)良くなる試合が多いし、そういう意味では、自分もそこでやりたいなって思う。

 ちょっと失点を怖がっているというか、開き直ったプレーが前半からできないのは、たぶん監督がデリケートになっている部分があると思う。だから、今日みたいな試合は、そういうプレーを思い出す意味でも良かった」

 しかも、バーディーの出場停止処分が3試合に決まり、岡崎の出場チャンスが広がった。「自分としてはチャンス」と静かに闘志を燃やすが、先発出場よりも「結果」や「仕掛けのプレー」にこだわっていきたいと話す。

「ウジョアが点を取っているので、そこでまたどうなるか。(メンバー編成で)監督が、自分(の期待)を裏切ることもあると思うんですけど、今は途中から出た方がチャンスかなと。割り切って、点を取りに行けますから。先発だろうが、そうでなかろうかは、あまりこだわっていない。いまは自分の形を証明したい思いでやっているので、それこそボールを取られても気にしない。それよりも前に行けなかったことを気にするようにしている。リスクを負って、ラスト半年を勝負したい」

 次節は12月26日に行われるエバートン戦。出場機会を掴み、ネットを揺らすことができるか。

《取材・文=田嶋コウスケ》

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プレミアリーグ第18節

・チェルシー vs ボーンマス
 12月26日(月) 夜11:53〜深夜2:30(生中継 J SPORTS 4
・マンチェスター・ユナイテッド vs サンダーランド
 12月26日(月) 夜11:53〜深夜2:30(生中継 J SPORTS 2

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