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16/12/15【ブンデス】ライプツィヒが今季初黒星でバイエルンが首位浮上

ボールポゼッションで上回ったライプツィヒだが、ゴールが遠かった(写真:Getty Images)

ライプツィヒ、最下位インゴルシュタットにまさかの黒星

 ブンデスリーガ第14節はいくつかの波乱が起きた週末となった。ここまで無敗を誇っていたライプツィヒが最下位インゴルシュタットにまさかの敗戦。昨季の第32節以来リーグ戦での得点がなかったFWトーマス・ミュラーに今季初ゴールが生まれた2位バイエルンは、15位ボルフスブルクに5-0で大勝し首位を奪い返した。また、3位ヘルタ・ベルリンは敗れ、4~7位はいずれもドローに終わり、足踏みとなった。

 ライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュッテル監督にとっては、昨季まで率いた古巣との対決となったアウェーでのインゴルシュタット戦。試合は12分にMFロジャーがセットプレーから先制点を奪い、インゴルシュタットが先制する。

 リードを奪ったインゴルシュタットは重心をさらに下げ、ライプツィヒ得意の速攻を封じる。この試合で70%のボール支配率を記録したライプツィヒは、相手の3倍以上となる13本のシュートを放ったが、体を張ったインゴルシュタットを最後まで崩すことができない。終了間際にはゴール前からFWエミル・フォスベルクが決定機を迎えるが、シュートは枠をとらえることができなかった。

 金星を挙げたインゴルシュタットは、マイク・バルプルギス新監督就任以降4試合で2勝1分1敗と調子を上げている。これで最下位を脱し、日曜日にアウェーで8位レバークーゼンと対戦する。不覚を取ったライプツィヒだが、得意なスタイルを封じられた際の課題が露呈した形だ。次節ホームに迎える3位ヘルタが同じ戦い方で臨むことも十分に考えられるだけに、1つ正念場となる。 

999分にわたって無得点だったミュラー、不名誉な記録をストップ(写真:Getty Images)

ミュラーの今季初ゴールなどでバイエルンは快勝

 15位ボルフスブルクを迎えた2位バイエルンは、序盤から順調にゴールを重ねていく。58分までに3点差とすると、78分にはFWアリエン・ロッベンが放ったシュートのこぼれ球をミュラーが押し込んでようやく今季リーグ戦初ゴール。無得点を999分で終わらせ、長いトンネルを脱出した。終盤にはFWドウグラス・コスタがもう1点を追加し、5-0で勝利した。

 バイエルンは次節、最下位ダルムシュタットとアウェーで対戦する。昨季は2戦ともに快勝しているだけに、首位を守ったまま年内最終戦を迎えたいところだ。

 不調のボルフスブルクは、ファンから激しいブーイングを浴びたMFユリアン・ドラクスラーの移籍志願を受け、クラウス・アロフスSDは背番号10番を年内の公式戦でメンバーから外すことを明言。しかし、この一件で選手との関係が悪化し、バイエルン戦はいつものベンチではなくスタンドから観戦することとなり、試合後には解任が発表された。 

長谷部擁するフランクフルトはホッフェンハイムとドロー(写真:Getty Images)

原口不出場のヘルタはブレーメンに敗れる

 3位ヘルタは14位ブレーメンに0-1で敗北。速攻を封じるべく慎重な戦い方で臨んだブレーメンに対し、ボールを繋いで打開を狙ったヘルタはビルドアップのミスを突かれて失点。前半終了間際にはFWベダド・イビセビッチのシュートが右ポストを叩いたが、いつものように少ないチャンスをモノにすることができず。結局、最後まで追いつくことはできずミスから失った1点で勝負が決することになってしまった。FW原口元気は今季初めてリーグ戦で出番がなかった。

 4位~7位は直接対決が組まれたが、いずれも引き分けに終わった。金曜日には5位フランクフルトと4位ホッフェンハイムがスコアレスドローを演じ、7位ケルンは6位ドルトムントに土壇場で追いつかれた。

 フランクフルトは次節ボルフスブルクとのアウェー戦に臨むが、2枚の警告で退場したDFティモシー・チャンドラーが出場停止。ホッフェンハイム戦はイエローカードなしでハーフタイムに突入したが、審判がカードを出さなかったことで選手がエキサイトし、後半は9枚が飛び交う荒れ模様となってしまった。昨季とは立場が入れ替わってしまった両チームだが、どのようにこの試合に臨むのか注目だ。

《文=山口裕平》

ドイツ・ブンデスリーガの生放送予定

ブンデスリーガ第15節

・RBライプツィヒ vs ヘルタ
 12月17日(土) 夜11:24〜深夜2:00(生中継 J SPORTS 4

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