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16/12/15【週刊 岡崎慎司】決定機を生かせず、ボーンマスに敗れて今季8敗目

流れを好転させるも肝心のゴールを奪えず(写真:Getty Images)

後半から出場も「一発」は出ず

 岡崎慎司の悔しさが伝わってくる場面があった。

 レスターが1点を追いかける状況で迎えた86分──。MFリヤド・マフレズのヒールパスに反応し、岡崎がフリーでシュートを放った。しかし、相手DFのスライディングタックルにブロックされ、ネットを揺らせなかったのだ。このままチームは0−1で敗れ、今季8敗目を喫した。試合後、アウェーのボーンマスまで駆けつけたサポーターに挨拶を済ませると、得点を奪えなかったことに納得がいかないのか、岡崎は首を横に振りながら選手通路口へ消えていった。

 ベンチスタートの岡崎に「ゴーサイン」が出たのは前半終了直後のこと。ハーフタイムに入ると、岡崎はフィットネスコーチと2人でアップを開始した。スコアは1点差でボーンマスがリード。レスターのパフォーマンスも冴えなかったことから、岡崎には「ゴール」と「チームプレー改善」の2つが求められていた。

 実際、岡崎投入後のレスターは、パフォーマンスが好転した。サイドに大きく開いてパスを引き出したり、縦へのドリブル突破をトライしてみたりと、日本代表FWは試合の流れを変えようと精力的に走り回った。攻撃のスイッチを入れる走りで、レスターに躍動感をもたらした。

 しかし、「自分にはチャンスがあったので、そこを決めるってことだけでしたね」と本人が語るように、「ゴール」が足りなかった。例えば、先述の決定機で決め切れるかどうか。欧州在籍7季目を迎えた岡崎だからこそ、こうした大事な局面で決める「一発の重み」を、誰よりも深く理解している。岡崎は語る。

「(チャンスの場面は)理想的な形だったと思うんですけど。0-1で負けている状況で出場するというのは、点が欲しい状況ということ。こういうところで逃すと、自分のチャンスが少なくなってくると思う。今、自分を点取り屋として見て欲しいなら、今日みたいな試合でゴールを決めないと、ちょっと今の状況(=ベンチ要員)は抜け出せないと思う。

(シュートをする前に)考えている時間が長かった。もうちょっと速く寄って、シュートを打っても良かったかなと。GKを見て、ちょっと狙ってシュートを打ったのが仇となった。狙い通りのプレーが何回かできていたので、そこで決め切れる存在にならないといけない」

 国内リーグ戦に目を向けると、11月以降の成績は1勝4分4敗。明らかに調子を落としているだけに、ネットを揺らしてチームを救っていれば、3試合連続ベンチスタートという苦しい状況を覆すことができたかもしれない。しかし、それは叶わなかった。

 次節は、16日に行われるストーク戦。「次の試合は、(出番が)どうなるかわからないですけど、自分は準備して(臨みたい)。今日みたいなチャンスが何回あるかわからないんで。自分がやっぱそういうところで『決めたい』という思いが強い。今日はやっぱり『逃したなあ』という感じがしますね」(岡崎)

 敵地ストークで、その悔しさを晴らせるか。

《取材・文=田嶋コウスケ》

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